書 名水濡れから図書館資料を救おう!
著 編[編著]眞野節雄
協 力
出 版日本図書館協会
発行日2019年10月10日
発行地東京
定 価1000
たてcm21
よこcm15
【備考】
ISBN9784820419075
JLA Booklet no.6
【内容】
[目次]
はじめに

第1章 なぜ「水濡れ」が問題なのか
(1)すぐにカビが発生する
(2)さまざまな場面で「水濡れ」が起こる
(3)水濡れ資料を「ゴミ」にしない
(4)塗工紙も救いたい
-1 塗工紙は貼り付き固着する
-2 塗工紙だけが救えない…
-3 塗工紙を救うには?
-4 乾かさないで、濡らしたままで
-5 水道水で洗浄する

第2章 「事前対策」こそが肝心―資料防災の「予防」と「準備」
2.1 「事前対策」が最大かつ有効な対策
2.2 災害が起きないうちに…「事前対策」
(1)予防
-1 ハザードマップ
-2 救出すべき資料の優先順位
-3 保存箱に入れて、なるべく上の方に
-4 老朽化した施設では
(2)準備
-1 いざというときの行動マニュアル
-2 資材の準備
リスクを知ろう
被災資料救済セット
-3 訓練
2.3 被災してしまったら… 「対処」
(1)緊急対策
被災記録票
(2) 復旧

第3章 水濡れ発生!どう動く?
3.1 「水濡れ発見!」知らせる、集める
(1)知らせる
(2)集める
3.2 水濡れ現場の養生―これ以上被災資料を増やさないために
(1)資料を現場に運ぶ
(2)ブルーシート
(3)安全な場所への移動
(4)原因を突きとめて対処
(5)水を取り除き、乾燥
(6)立入禁止
3.3 「捨てる」という選択もある
3.4 水濡れ資料の避難
(1)水濡れ資料を濡れたまま「ポリ袋」に入れる
(2)ポリ袋に入れたまま水濡れ資料を避難させる
3.5 選別する―「トリアージ」
(1)最初の選別―塗工紙を含むか、含まないか
トリアージ・フロー図
(2)次の選別―48時間以内に処理できるか、できないか
3.6 資料の乾燥方法
(1)自然乾燥法―1冊ずつ手作業で行う場合
-1 準備するもの
-2 作業の前に―留意点
-3 手順 1 全体を乾いたタオルで押さえ、水分を取る
-4 手順 2 塗工紙が含まれている場合―塗工紙のページの処理
-5 手順 3 塗工紙以外のページ、塗工紙を含まない資料の処理
-6 手順 4 板に挟んで重しをのせる
(2)自然乾燥法―扇風機(サーキュレーター)を利用する場合
(3)その他の主な乾燥方法
-1 真空凍結乾燥法
-2 スクウェルチ・ドライイング法
-3 その他の乾燥法
3.7 「時間稼ぎ」の方法
(1)冷凍する
(2)冷凍できないときに―他の「時間稼ぎ」方法
-1 脱気法
-2 脱酸素法
3.8 洋装本以外の資料について
(1)和装本(和紙)
(2)紙資料以外の資料
3.9 再配架の前に
3.10 記録をまとめ、今後の参考にする

第4章 大規模災害にあったら
4.1 水濡れ資料はないか
4.2 「捨てる」ことから始まる?
4.3 「予防」がいのち
4.4 すぐにやらねばならないこと
4.5 「助け」を求める
4.6 冷凍庫の確保
4.7 ふたつの事例
(1)岩手県遠野市
(2)茨城県常総市

第5章 大規模災害の被災資料を救え!―陸前高田私立図書館郷土資料
5.1 1年後の救出
5.2 東京都立図書館での受け入れ
5.3 書籍の修復
(1)確認・仕分け・撮影
(2)解体
(3)固着した塗工紙の解体
(4)ドライクリーニング
(5)消毒
(6)洗浄
(7)乾燥・フラットニング
(8)補修
(9)再製本
5.4 書籍以外の修復
(1)写真(ポケットアルバム)
(2)コピー(複製)の資料
5.5 変換、その後

第6章 困ったときの情報源・参考資料
6.1 困ったときの情報源
(1)被災したとき
【さらに、資料救済について「助けを求める」とき】
(2)紙資料が水に濡れたとき
(3)資料にカビが発生しているとき
(4)写真が被害にあったとき
(5)フィルムなど視聴覚媒体(フィルム、テープ、ディスク)が被害にあったとき
(6)デジタルデータが被害にあったとき
6.2 参考資料
(1)資料防災
(2)資料の修復
(3)道具・材料

未来へ資料をつなぐ―あとがきにかえて
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