書 名教養としてのマンガ
著 編橋本博
協 力
出 版[発行]育鵬社・扶桑社 [発売]扶桑社
発行日2019年7月1日
発行地東京
定 価920
たてcm18
よこcm11
【備考】
ISBN9784594082390
【内容】
[目次]
序章 熊本地震で発揮された「マンガの力」
熊本地震でマンガ倉庫が倒壊/被災者へ移動式図書館でマンガを届ける/マンガによる復興支援/『ONE PIECE』熊本復興プロジェクト/熊本で「国際漫画祭」開催/マンガが学問として研究される時代

第1章 ゴミと宝は紙一重─ビンテージマンガの世界
ビンテージマンガとは/捨てられていた水木しげるの貸本漫画/藤子不二雄の幻の本を発見/映画『ビブリア古書堂の事件手帖』古書監修ウラ話/ビンテージマンガコレクター列伝/さまよえるコレクションの行方/流出する日本のマンガ/全国のマンガ収集施設の拠点としての熊本/日本マンガ学会と京都精華大学マンガ学部の設立/国立大学に初のマンガ研究コース/北海道の栗田コレクション

第2章 おじいさんのマンガ道
“マラソンの父”金栗四三との縁/マンガとの出会い/有名マンガ評論家たちを生んだ小学校/貸本屋狩り/戦記ものブームに「軍国主義復活」批判/時代を変えた貸本漫画『忍者武芸帳』と『カムイ伝』/『ガロ』と『COM』と水俣病/虫プロの倒産/少女マンガ黄金時代の到来と超長期連載マンガの登場/貸本漫画作家が集まった『ガロ』/マンガと公害問題/国際機関職員として西ドイツで働く/世界3大マンガ文化圏/外国人スタッフとのマンガ議論/日本のマンガのツールはイギリス?/大友克洋の登場とニューウェーブコミック/マンガ評論の大流行/エロ劇画ブームとロリコンマンガ批判/まんだらけとの闘い/「マンガを読まないとバカになる」時代/マンガ規制地獄/『ゴルゴ13』の英訳/『子連れ狼』『カムイ外伝』がアメリカでヒット/三つの日本オリジナルコンテンツ/1 『ゲゲゲの鬼太郎』を生んだ日本の妖怪文化/2 世界に広がった忍者ブーム/3 海外へ流出してしまった浮世絵

第3章 古本屋店主から見たマンガの歴史
古本屋「キララ文庫」開店/“神様”手塚治虫の死/『オバケのQ太郎』が人種差別?/『ANGEL』有害コミック問題と表現の自由/マンガで家族療法/「今ぼくらのマンガが死のうとしている」/バイトにノウハウを伝授したら…/TV『おじさんのマンガ道』に出演/横山光輝らへのインタビュー/王座は『少年ジャンプ』から『少年マガジン』へ/「金魚屋古書店雑記帳」を連載/平成維新の会からオンブズマン代表へ/湯前まんが美術館の活性化に『クッキングパパ』/妻の死とキララ文庫の閉店

第4章 マンガで地域おこしができる!
熊本マンガミュージアムプロジェクト/コレクターにとっての大義名分/米沢コレクションの行方/「民・官・学」連携によるマンガ活用法/クママン設立/クママンの活動/クママン倉庫に全国からマンガが集結/文化庁のマンガ保存事業に参画/合志マンガミュージアム開館へ/マンガを「読む、観る、学ぶ」/書店のない市で子どもとマンガの触れ合いを創る

第5章 マンガの未来は日本の未来
出版不況なのにマンガが売れている?/電子書籍市場はマンガが圧倒的シェア/過去の作品の“買い替え特需”/電子化の次の展開をどうするか/電子化によりマンガはフルカラーが定番に/60周年を迎えた『少年サンデー』『少年マガジン』/発売日に本が届かなくなった地方書店/出版産業は岐路に立たされている/沖縄に根付く独自のマンガ文化/全国のマンガ関連施設の広がり/デジタル化時代に紙の本を集める意味/MANGAナショナル・センター構想/MANGA議連/クママンのこれから/地域に根ざしたマンガミュージアム/全国の自治体にマンガ図書館・ミュージアムを/マンガの新たな役割/マンガで地方創生/やりがいをお金に変える

あとがきに代えて─年譜代わりの「動詞」で語るマンガ人生

解説 山野車輪(マンガ家)
資料 日本の主なマンガ関連施設
105506