書 名鶴見俊輔全漫画論 2 日本の漫画の指さすもの
著 編鶴見俊輔 [編]松田哲夫
協 力
出 版筑摩書房
発行日2018年5月10日
発行地東京
定 価1600
たてcm15
よこcm11
備考
ISBN9784480098566
ちくま学芸文庫
内容
[目次]
1
死の見える社会
二代、三国を通底する世界─水木しげる
パレンケで会った水木さん

2
普通の市民と市民運動
「広告の歴史のなかで」より
暗夜のひかり

3
昭和マンガのヒーローたち
まえがき/「あしたのジョー」/「トイレット博士」/「谷岡ヤスジのギャグトピア」/「ダメおやじ」「減点パパ」/「男おいどん」/「キャプテン」/「おれは鉄兵」/「がきデカ」/「三つ目とおる」/「嗚呼!!花の応援団」/「ポケットの中の季節」/「ファンタジーゾーン」/「風と木の詩」「地球へ…」/「東大一直線」/「博多っ子純情」/「まんだら屋の良太」/「Dr.スランプ」/「風の谷のナウシカ」

4
「いくつもの鏡」より
魂の躍動を探す楽しみ
風刺はひかれものの小唄か
新里堅進の劇画「沖縄決戦」
漫画は国境を越える
漫画の面白い社会
漫画という言語
わい談について
原語圏を求める
「講演 戦時から考える」より

5
「読書日録」より
こどもの連歌の世界─チャールズ・M・シュルツ『スヌーピー全集』
海外マンガ自在に批評─小野耕世『地球儀に乗ったネコ』
大量消費の背景を観察─副田義也『マンガ文化』
山藤章二『オール曲者』
石子順『昭和の戦争カリカチュア』
四十年の重さに耐えた記録─私の選んだ三冊

6
伝統への近づきかた─「ぼのぼの」「まんだら屋の良太」「のはらうた」
日々の糧─「ちびまる子ちゃん」「おぼっちゃまくん」
「少年アシベ」(森下裕美)
マンガ友だち
マンガ友だち2
私の正月
水路は遠くまで
故郷
“がきデカ”日本
黄色い本
大きくつかむ力と瞬発芸─ナンシー関、こうの史代、福田定良
同時代の自画像
「さんさん録」を読んで
漫画から受けとる─「寄生獣」
父から子へ
何代もの力─岩明均「寄生獣」

7
「サザエさん」にやどる民魂
社会をになう女性を描く─長谷川町子
「いじわるばあさん」によせて
身ぶりの役割
「サザエさん」の舞台裏
「サザエさん」
草マンガは未来を指さす─手塚治虫
戦時下に養われたマンガの精神─加藤芳郎
生命力の無法な羽ばたき─赤塚不二夫

8
長井勝一 マンガ雑誌「ガロ」をおこした編集者
戦後マンガ出版史─長井勝一『「ガロ」編集長』
「ガロ」に
もし「ガロ」がなかったら
零落した商業雑誌─長井勝一

9
長新太の作品(対談・河合隼雄)

10
講演 マンガの歴史から(聞き手・加藤典洋)
講演 日本のマンガの指さすもの(聞き手・中沢新一)

11
著者自身による解説
『鶴見俊輔集 7 漫画の読者として』/『鶴見俊輔集 4 転向研究』より/『鶴見俊輔集 9 方法としてのアナキズム』より

編者あとがき 松田哲夫
解説 イメージ論としての「読者─作者共同体」 福住廉
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