書 名マンガは越境する!
著 編[編]大城房美/一木順/本浜秀彦
協 力
出 版世界思想社
発行日2010年2月28日
発行地京都
定 価2200
たてcm19
よこcm13
備考
ISBN978-4-7907-1461-3
内容
[目次]
はじめに

第1部 「国境」を越えるメディアとしてのマンガ
第1章 <越境する>日本マンガ / 伊藤遊
1 はじめに
2 アジア圏における日本マンガの広がり
3 「世界」=欧米で“再発見”された日本マンガ
4 日本の「マンガ政策」
5 「日常生活文化」としてのマンガ
6 マンガの「越境」に伴う衝突やズレ
7 「読者」から「作者」へ―絵柄を学ぶ読者たち

第2章 グローバル化するマンガ―その種類と感性文化 / ジャクリーヌ・ベルント
1 はじめに―「マンガ自体へのこだわり」からみたグローバル化
2 グローバル化する第二、第三のマンガ―「劇画」と「作家主義」
3 グローバル化する第一のマンガ―「読者」から「参加」へ
4 マンガを普及させる現代文化

第3章 増殖するマンガ―MANGAは世界にひろがっている / 小野耕世
1 Manga Impact
2 DRAMACONの場合
3 The Mammoth Book of Best New Mangaの場合
4 マンガ・スタイルの区分け
5 海外のマンガ・スタイルは日本では…
6 新しい試み

第4章 マンガとヴィジュアルカルチャー―描画発達における伝統と革新性 / 徳雅美
1 はじめに
2 美術教育とマンガの関係1―描画発達に現れる普遍性と文化的特異性
3 美術教育とマンガの関係2―ヴィジュアルポップカルチャーにおける伝統と革新性
4 北米におけるマンガの受容と影響―北米巡回少女マンガ展示会報告
5 おわりに

第5章 国境を越える少女マンガ―日本の少女マンガと韓国の純情マンガ / 金慈恵
1 はじめに
2 韓国における日本少女マンガの影響
3 日本における韓国少女マンガ
4 おわりに

第6章 <越境する>少女マンガとジェンダー / 大城房美
1 はじめに
2 越境する「少女マンガスタイル」
3 「西洋」のお姫さまへのあこがれ―「少女マンガスタイル」
4 金髪の少女たち
5 「日本の少女」という枠組みからの逸脱
6 異国から描かれるもの―『風と木の誌』
7 「日本」と「男性」の不在―逆オリエンタリスト的挑戦
8 おわりに

第2部 「越境」とローカリティ―記憶・地方
第7章 一九七〇年代のまんが―「越境」するメディアへ / 村上知彦
1 はじめに―個人史としての一九七〇年代まんが
2 『サンデー』『マガジン』の青年化
3 「青年まんが」の登場
4 少女まんがの「発見」
5 発言する「読者」
6 他ジャンルへ/からの「越境」
7 おわりに―一九七〇年代の「越境」とは

第8章 地方マンガのポジション―「クッキングパパ」を中心に / 吉村和真
1 はじめに
2 地方マンガの登場と広がり
3 地方マンガの作品論―「クッキングパパ」の逆説
4 地方マンガ研究の展開―役割語研究との関わりから
5 おわりに―<地方>を「越境」するマンガたち

第9章 望郷するマンガ―「博多っ子純情」におけるふるさと / 一木順
1 ふるさとの物語をめぐって
2 「博多っ子純情」の風景
3 過去へさかのぼる物語
4 望郷するマンガ

第10章 沖縄とマンガ―地方から発信するということ / 島袋直子
1 はじめに
2 沖縄マンガの流れ
3 『コミックおきなわ』の登場
4 コミックおきなわ同窓会スペシャル
5 『コミックチャンプル!』創刊
6 沖縄マンガが越境したもの
7 地方からマンガを発信するということ
8 沖縄マンガのスタイル

第11章 マンガにおける場所と記憶―「SEX」にみる戦後的無意識と皮膚の欲望 / 本浜秀彦
1 はじめに
2 「風景」としての米軍基地
3 戦後日本における「アメリカ」とマンガ的意識/無意識
4 「軍用道路」が繋ぐ水脈
5 炙り出された“スタイリッシュ”な「暴力」の正体
6 ゲーム化する「暴力」の正体
7 消された生活の“匂い”、あるいは欲望する「郊外」
8 おわりに―「フェンス」は乗り越えることができるか

あとがき
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