書 名サラリーマン漫画の戦後史
著 編真実一郎
協 力
出 版洋泉社
発行日2010年8月21日
発行地東京
定 価740
たてcm18
よこcm11
備考
新書y240
ISBN978-4-86248-558-8
内容
[目次]
はじめに

第1章 島耕作ひとり勝ちのルーツを探る
なぜ島耕作は“ひとり勝ち”しているのか
すべては源氏鶏太から始まった
高度経済成長期の「サラリーマンものブーム」
サラリーマンに植えつけられた<源氏の血>
<源氏の血>を継ぐ弘兼憲史
最高の悪役と最高の上司
サラリーマン漫画から情報マンガへ

第2章 高度経済成長とサラリーマン・ナイトメア
最大公約数としてのサラリーマン
子供に刷り込まれたサラリーマン喜劇…前谷惟光『ロボットサラリーマン』
昭和サラリーマン生態図鑑…サトウサンペイ『フジ三太郎』
終わりなき終身雇用マンガ…東海林さだお『サラリーマン専科』
再生は夢の終わり…藤子・F・不二雄『劇画・オバQ』
もしもパーマンが中年だったら…藤子・F・不二雄『中年スーパーマン左江内氏』
もうひとつの『不毛地帯』…諸星大二郎『商社の赤い花』
高度経済成長という「呪い」…『会社の幽霊』
自由と安定を巡るファンタジー…やまさき十三・北見けんいち『釣りバカ日誌』

第3章 バブル景気の光と影
自虐からの卒業
島耕作になれなかった男…聖日出夫『なぜか笑介』
しがみつかない生き方…植田まさし『おとぼけ課長』『かりあげクン』
陰日向に咲く…林律雄・高井研一郎『総務部総務課山口六平太』
24時間戦えますか…柳沢きみお『妻をめとらば』
浄化される<源氏の血>…窪之内英策『ツルモク独身寮』
戯れ続けるスキゾ・サラリーマン…ホイチョイ・プロダクションズ『気まぐれコンセプト』
フリーターという誘惑…望月峯太郎『お茶の間』

第4章 終わりの始まり
崩壊するサラリーマン基盤
汗と涙と拳と土下座…新井英樹『宮本から君へ』
サラリーマン・バトルロワイヤル…国友やすゆき『100億の男』
ハイブリッド・サラリーマン…本宮ひろ志『サラリーマン金太郎』
疑似家族の再生…高橋しん『いいひと。』

第5章 サラリーマン神話解体
最大公約数の限界
未完のパッチワーク…安野モヨコ『働きマン』
@戦う娘」が目指す場所…おかざき真里『サプリ』
一円起業の顛末…大山あつし・三宅乱丈『ヒーローズ』
瀕死日本のサバイバル・ガイド…三田紀房『エンゼルバンク』『透明アクセル』
下流化する仮想敵…花沢健吾『ボーイズ・オン・ザ・ラン』
氷河期世代の「ほどほど」志向…よしたに『ぼく、オタリーマン。』
貴重な実録サラリーマン漫画…田中圭一『サラリーマン田中K一がゆく!』
クリエイティヴ・サラリーマン…うめ『東京トイボックス』
サークル化する職場連戦…ねむようこ『午前3時の無法地帯』
<特命>と<匿名>…柳沢きみお『特命係長只野仁』
最大公約数から最“小”公約数へ

あとがき
101965