書 名戦後「日本マンガ」論争史
著 編小山昌宏
協 力
出 版現代書館
発行日2007年10月30日
発行地東京
定 価1800
たてcm20
よこcm14
備考
ISBN978-4-7684-6962-0
内容
[目次]
第1章 石子順造×石子順 漫画家「戦争責任」論争
はじめに
石子順造と石子順の「手塚論」
石子順と石子順造の「戦争責任論」
マンガ家の「戦争責任」をどうみるのか

第2章 手塚治虫×水木しげる 子どもマンガ・大人マンガ(劇画)論争
はじめに
水木しげるのマンガ論
辰巳ヨシヒロの劇画論
おやつマンガの「ものさし」
おやつマンガと子どもマンガ
水木しげるの「見る小説」論とマンガの表現可能性

第3章 松沢光雄×斎藤正治 マンガ有害論争
はじめに
保守思想に一貫する否定的漫画観
松沢光雄の「正論」と斎藤正治の反論
対談の二つの論点−「定義問題と政治的企図」
自由民主党の文教政策−「期待される人間像」
政府の文化政策の「変更」−大衆文化の効用

第4章 稲葉三千男×津村喬 マンガ低俗文化論争
はじめに
論争のアウトライン
稲葉三千男の左翼的「思考方法」の根拠と文化
津村喬のマンガ観
マンガの社会化にともなう三つの視点

第5章 水野良太郎×ひとコマ漫画「衰退原因」論争
はじめに
漫画の定義と分類について
誰がひとコマ漫画を殺したか
漫画・文化的資産としての資質
マンガ産業と風刺精神

第6章 権藤晋×夏目房之介 マンガ歴史観論争
はじめに
『貸本マンガRETURNS』論争の推移
夏目房之介と石子順造
「反映論」は反映論を「反映」していない
権藤晋と石子順造
権藤晋と夏目房之介の「水木しげる論」
夏目の「大衆」と権藤の「民衆」

第7章 竹内オサム×伊藤剛 映画的「マンガ観」論争
はじめに
子どものマンガは面白くなくなったか?
マンガ表現の「変容」は、「進化」か「退化」か−フレームの不確定性問題
マンガ批評とマンガ研究の狭間に

第8章 『テヅカ イズ デッド』と『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』を読む
はじめに
『TID』をめぐる憂慮と危惧
「キャラとキャラクター」論について
「マンガのモダン」とモダニズム
マンガにおける「モダン」と「ポストモダン」
おわりに マンガのモダンの再生
101943