書 名「萌え」の起源 時代小説家が読み解くマンガ・アニメの本質
著 編鳴海丈
協 力
出 版PHP研究所
発行日2009年9月29日
発行地東京
定 価740
たてcm18
よこcm11
備考
ISBN978-4-569-70986-4
PHP新書628
内容
[目次]
はじめに―江戸時代の「根付」と現代のSDキャラ

第一章 手塚治虫のグローバリズム
マンガの誕生と手塚治虫の登場
手塚作品の得意なヒロイン像
変身することへの過剰な執着
性別を問わない手塚キャラのセクシーさ
究極の手塚ヒロイン・オルガ

第二章 変身するヒロインの系譜
サファイアのルーツを追って
舞台の中の変身ヒロイン
女剣劇の伝統を継ぐスター・松山容子
華麗なる闘少女・志穂美悦子
女性ヒーローとしての志穂美悦子
境界を越える日本的DNA
人間ならざるもの、に愛を叫ぶ!

第三章 「萌え」とは何か
形態へのフェティシズム
あらゆる生命は等価である
「萌え」は人の数だけ存在する
萌えマンガの果てしなき進化
おネエキャラと『Pokemon』
自然体のジェンダーフリー

第四章 和声エンターテインメントの不思議な世界
人間のために戦う異形のヒーロー
庶民に生きる武士道精神
森の石松と寅さんが愛される理由
チャンバラ・ヒーローの行動原理
いわゆる一つの「等価交換」
芸能と美少年文化

第五章 ここがヘンだよ日本のヒーロー
『DRAGON BALL』の強すぎる絆
悟空の戦う意味
股旅物のハードな世界
だからIT長者は嫌われる
股旅物と西部劇の違和感
長谷川一夫VSシュワルツネッガー
男が男に惚れるとき
手塚マンガに息づく日本的正義
正義のヒーローの原点―月光仮面

第六章 マンガを支えるテレパシー文化
科学と理性が世界を救う
エイリアンと共生する世界
異邦人たちの受難
日本人の「壁」
テレパシーで会話する日本人
気配りと心遣いの文化
小津安二郎の純粋日本映画
あだち充の演出テクニック
小津と『タッチ』のハードボイルド性

結びにかえて―「百恵ちゃん」と「はやぶさ」と「アトム」

あとがき
参考資料
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