書 名エロマンガ・スタディーズ 「快楽装置」としての漫画入門
著 編永山薫
協 力
出 版イースト・プレス
発行日2006年11月3日
発行地東京
定 価1600
たてcm21
よこcm15
備考
ISBN4-87257-732-9
内容
[目次]
まえがき/不可視の王国

第一部 エロマンガ全史
前説 〜ミームが伝播する〜
第一章 漫画と劇画の遺伝子プール
【1940〜50年代】ゲノムキング・手塚治虫/カウンターとしての劇画
【1960年代】『ガロ』と『COM』と青年劇画/ハレンチな少年漫画
【1970年代前半】石井隆と榊まさるに始まる

第二章 三流劇画の盛衰、または美少女系エロ漫画前夜祭
【1970年代中期】三流劇画ブーム/24年組、ネコ耳付き:70年代少女漫画黄金時代/エロコメの源流はラブコメだっちゃ/同人誌というオルタネイティヴな回路
【1970年代末期】三流劇画の凋落と美少女の出現

 第三章 美少女系エロ漫画の登場
【1980年代前半】ロリコン革命勃発/初期ロリコン漫画
【1980年代後半】二人のキーパーソン/黄金時代
【1990年代前半】冬の時代
【1990年代後半】成年マーク・バブルの時代/ショタ、女性作家の台頭/洗練化の波とハイエンド系/新しい表現と回帰する表現/「萌え」の時代
【2000年以降】浸透と拡散と退潮と

第二部 愛と性のさまざまなカタチ
前説 〜細分化する欲望〜
第一章 ロリコン漫画
ロリコン漫画とは何か?/初期のロリコン漫画/罪という名の補助線/言い訳は読者のために/虚構は虚構/罪の悦び/内なるデーモン/私は私/こどものせかい/ロリコン漫画ふたたび

第二章 巨乳漫画
ロリコンから童顔巨乳へ/最初から記号化された乳房『ドッキン美奈子先生』/巨乳の巨乳『BLUE EYES』/付加価値があっての巨乳/巨乳の表現
第三章 妹系と近親相姦
愛さえあれば近親も辞さず/理想の母と淫乱な義母とリアルな母/愛もモラルもなく/脳内妹との甘いロールプレイ
第四章 凌辱と調教
凌辱、劇画とネオ劇画/ルサンチマンとコミュニケーション/レイプ・ファンタジー/調教と洗脳/鬼畜とヴァルネラビリティ

第五章 愛をめぐる物語
恋愛系エロ漫画の系譜/オトメちっくとラムちゃん類型/ピュアなラブラブ/保守的な恋愛観/愛の深淵

第六章 SMと性的マイノリティ
SM、あるいは演劇する身体/SM、制度への絶対的な帰依/性器から乖離する欲望=多形的倒錯

第七章 ジェンダーの混乱
シーメールとトランス:乳房と男根の意味するもの/シーメールと隣接領域/リアルな男性器と幻想の女性器/ショタ、またはオート・エロティシズム

終章 浸透と拡散とその後
性なきポルノグラフィ
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