書 名女性マンガ研究 欧米・日本・アジアをつなぐMANGA
著 編[編著]大城房美
協 力
出 版青弓社
発行日2015年6月13日
発行地東京
定 価2000
たてcm21
よこcm15
【備考】
ISBN978-4-7872-3386-8
【内容】
[目次]
はじめに 大城房美
マンガ アビー・デンソン

第1部 少女マンガ―グローバル化とクローカル化
第1章 日本式少女マンガから女性マンガへ―「周縁化」から始まる主体性表現 / 大城房美
1 女性とコミックスという二重の周縁化
2 少女マンガの周縁化
3 かわいらしさからの挑戦
4 「主体的な」評価基準としての「かわいい」
5 少女マンガのグローカル化

第2章 どっちだってグローカル―漫画/mangaとシェイクスピア / 吉原ゆかり
1 欧米グラフィック・ノベルのシェイクスピア
2 日本漫画のシェイクスピア
3 シェイクスピアと漫画でフェミニズム?
4 ロンドンで、mangaでシェイクスピア

第3章 マレーシアのマンガ―少女マンガ家カオル(Kaoru)を通してみる文化混交へのアプローチ / 顔曉暉[鈴木繁訳]
1 日本マンガの伝播―台湾の海賊版からの始まり
2 公的メディアの「マレーシア」と「とらえどころのない」少女マンガの「マレーシア」
3 カオルとマレーシアでの日本のマンガ・スタイル

第4章 少女マンガから見た『GIRL』―その日本での受容を左右するメディアスケープと民族性表現 / ジャクリーヌ・ベルント
1 女の子の物語としての『GIRL』
2 メディアスケープによる受容限定
3 キャラクター造形と民族性表現

第5章 沈黙の音楽―音楽を主題とするマンガにける欲望機械と女性性 / 涂銘宏
1 マンガと「感覚の転移」
2 女性的な欲望機械
3 「無音」と潜在性の演出

コラム ベトナムの少女マンガとその展望 / 加藤栄

第2部 BL:ボーイズ・ラブ―世界に広がるファン・カルチャー
第6章 グローバル化するBL研究―日本BL研究からトランスナショナルBL研究へ / 長池一美
1 BL規制研究
2 ファン研究
3 セクシャリティー・クィア研究
4 レジスタンスとしてのBL研究

第7章 アメリカのコミックス・アーティストとマンガ / 杉本バウエンス・ジェシカ
1 マンガの専門家としてのドラン
2 「大人気のBL?」―青池保子の発見
3 『マンガマン』という実験的なメタフィクション

第8章 同人誌文化のグローバリゼーションと韓国の女性同人―2000年代以降を中心に / 金孝眞
1 境界を超えて―2000年代の韓国の同人文化
2 「pixiv」の登場と役割―韓国の同人の立場から
3 国境を超えた韓国の同人―その事例
4 挑戦される「解釈共同体」―韓国での『ヘタリア』論争をめぐって

コラム 女性の快楽のためのコミュニティーを作り出す―フィリピンでのやおい・BLコンベンションを事例として / トリシア・アビゲイル・サントス・フェルミン

第3部 女性マンガ―創造する女性たち
第9章 そう、女性マンガ家はいるのだ―これまでのインタビューからの抜粋 / ジョン・A・レント[中川裕二訳]
1 アジアの女性マンガ作家の簡単なプロフィール
2 アジア以外の地域に住む女性マンガ作家たちの簡単なプロフィール
3 女性マンガ作家と「職場」

第10章 笑い、ディタッチメント、そして快楽―女性エッセイマンガのジャーナリズム的機能と可能性 / 須川亜紀子
1 女性が書く(描く)、女性が読む(見る)
2 女性エッセイマンガ作家と女性の問題の取り扱い
3 叙情詩と笑い―西原理恵子『毎日かあさん』
4 巧妙な視点のずらし―細川貂々『ツレがうつになりまして。』
5 女性エッセイマンガの可能性

第11章 「物語」の力を蘇生させること―3・11以降の女性による自主制作のオンライン・マンガ / 鈴木繁
1 3・11に反応するマンガ
2 市民が作り出す自主制作マンガとソーシャル・メディア
3 「情報」に抵抗する視覚的物語―マスメディアvs.オンライン・マンガ
4 3・11は終わっていない

研究ノート 東南アジアの女性コミックアーティストたちによる物語 / チェンジュ・リム[中川裕二訳]

コラム で、今日はどうだった?―インドネシアのグラフィック・ダイアリーと女性アーティストの出現 / ドゥウィニタ(ティタ)・ララサティ[高廣凡子訳]

あとがき―「ジャンル」から見た「女性マンガ」 / ジャクリーヌ・ベルント

謝辞
女性MANGA研究プロジェクト(Women's MANGA Research Project)
マンガ FScによる女性MANGA国際会議の風景―マンガ家から見たアナ研究の場
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