書 名マンガ/キッチュ 石子順造サブカルチャー論集成
著 編石子順造
協 力
出 版[発行]小学館クリエイティブ [発売]小学館
発行日2011年12月14日
発行地東京
定 価2700
たてcm20
よこcm14
備考
ISBN978-4-7780-3735-2
内容
[目次]
第1部 マンガ論
第1章 つげ義春への偏愛
極北の沈黙に向けて
永遠の処女の血のかぐわい
「ねじ式」以後―惜しみなく回顧される青春―
貧しさとすなおさと
奈落の生活の所産

第2章 『ガロ』の作家たち
庶民という匿名の妖怪―親愛なるミスター・カルダンへ―
「河童の三平」に魅せられて
鬼太郎の孤独と親友ねずみ男
水木しげるノート―永遠の救いが虚無とかさなって…
戦中派庶民の「でも」について
白土三平論―英雄論・女性の場合
白土マンガにおける殺しの美学
視線が織りなす殺人劇
滝田ゆう論ノート―モラリストの大衆像
ヤケクソを徹底的に貫いて
目で唄われる花の命について
つげ忠男論ノート―実際…どうでもいいのかな…
消えやらぬ彩雪―楠勝平ノート
<青春>の惨劇―平田弘史小論
『黒い傷痕の男』の戦後史

第3章 マンガ表現論
劇画論―または生活=表現=文化
エロスと暴力を超えて
表現の論理とアクチュアリティ
ああ、少女マンガよ、お前は何処へ?
肉体をもったいない処女と夢をもったあばずれ―少女マンガへの独断と誤解
大政翼賛マンガの実態

第4章 マンガと情況への発言1968-1972
存在論的な反マンガ
創造への意欲的試行
女座頭市の世界
日常性への痛憤の翳
<青い目>を開く時代
ブームの底での退廃
<ナンセンス>と<ギャグ>
“見えない誰か”との交感を重層化
怒号する谷岡マンガ
気分としての狂気
精神の飢えの挑発こそ
赤瀬川原平におけるアクチュアリティの体現
空白と反動の状況の深化
沈黙のあとのつげ義春
少女論からの出直し

第2部 キッチュ論
キッチュ この大衆的表現―その無名性ゆえの特異さ
噫々!山紫水明―銭湯のペンキ絵は都市流民の、イメージとしての故郷・自然である
自明性の魔について
看板娘はどこへ行った
風景が消滅し 唄「女の道」が流行し 都市の表情 日本の道
殺人は何故<表現の自由>として許されていないのか
男と文化―まず断層の麗人と瞼のの母を犯せ
キッチュによるキッチュの批評
お化けと遊びのレクリエイティビティ―初期の鬼太郎には、化ける能力を失った生命への痛恨と憤怒があった
民衆の未来祈願
病床で腹いせの乱読

初出

つげ義春 / 真面目に、真剣に
川本三郎 / 雑踏の評論家
姫野カオルコ / 内耳にのこる石子さん
梶井純 / 石子さんとの日々―担当編集者としての回想
高野慎三 / 奇妙な三角関係
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