書 名石ノ森章太郎論
著 編山田夏樹
協 力
出 版青弓社
発行日2016年11月19日
発行地東京
定 価2000
たてcm19
よこcm13
【備考】
ISBN978-4-7872-9239-1
【内容】
[目次]
はじめに―いまなぜ石ノ森章太郎か
序章 マンガとは何か―その表現形式と身体性
1 近代芸術、「モダン」の産物としてのマンガ
2 手塚治虫と石ノ森章太郎
3 身体性という概念―<記号の身体>と<生身の身体>?
4 二〇〇〇年代以降のマンガ批評、研究―「データベース消費」の呪縛

第1章 流動的身体のせめぎ合い―「リボンの騎士」と「二級天使」
1 手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎―天使をめぐる表象
2 手塚治虫「リボンの騎士」―流動的身体の内実とその隠蔽
3 石ノ森章太郎「二級天使」―流動的身体と神の提示

第2章 マンガの制度―初期作品での「内面の発見」と「風景の発見」
1 「個性」とは何か
2 東京進出―「漫画少年」廃刊と「少女クラブ」
3 「龍神沼」『マンガ家入門』―「体系化」と制度への意識
4 「幽霊少女」―「内面の発見」と「風景の発見」 1
5 U・MAIA作品「龍神沼」『マンガ家入門』―「実験」と「体系化」と認識の変容
6 「ジュン」「佐武と市捕物控」―「内面の発見」と「風景の発見」 2

第3章 創る者/創られる者―「サイボーグ009」における「神々」との闘い
1 創る者(=「完全」/創られる者(=「不完全」という枠組みの呪縛
2 前史 1 ―「LIFE」
3 前史 2 ―姉・小野寺由恵
4 前史 3 ―サイボーグを描く意義
5 「誕生編」 1 ―ロボットとの差異とは
6 「誕生編」 2 ―「ロボット」から「サイボーグ」へ
7 「暗殺者編」「放浪編」「ベトナム編」―被差別者としてのサイボーグ
8 「ミュートス・サイボーグ編」「地下帝国“ヨミ”編」―結論 1
9 「天使編」「神々との闘い編」「完結編」―結論 2

第4章 個から集団へ―後期作品における多様性と可能性の拡大
1 「モダン」(近代)/「ポストモダン」(ポスト近代)の乗り越え
2 トキワ荘、新漫画党の影響
3 「仮面ライダー」 1 ―匿名的ヒーローの誕生
4 「仮面ライダー」 2 ―形式と様式の浸透と表現の拡大
5 「HOTEL」『マンガ日本の歴史』―ヒーロー不在の時間と空間

終章 「歴史」の解体と「可能性」―サブカルチャーの戦後日本
1 「手塚さん」とは
2 手塚治虫の死―呼称の変容
3 「萬画宣言」―その意味
4 戦後日本とサブカルチャー―おわりに代えて

あとがき
図版クレジット一覧
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