書 名手塚治虫のオキナワ
著 編本浜秀彦
協 力
出 版春秋社
発行日2010年7月20日
発行地東京
定 価2300
たてcm20
よこcm14
【備考】
ISBN978-4-393-34202-2
【内容】
[目次]
はじめに 「海の未来」、アクアポリス、そして手塚マンガ
“冷遇”されたプロデューサー
沖縄との出会いがもたらせたもの

第1章 「顔」と「身体」の表象
「海の姉弟」、“復活”へのプレリュード
「悲劇性」をめぐって―手塚マンガと岡本太郎
沖縄イメージと「ハーフ」
「境界」に立つ「ハーフ」
「他者」の「顔」
「スター・システム」と少年の「顔

第2章 「南」への欲望―「少年」「孤児」「南の島」
「沖縄の少年」から見えてくるもの
「孤児」の物語
マンガは、なぜ「南」に向ったのか―「島」を脱出した少年
「南の島」へ向う少年
「冒険ダン吉」と「南進論」
「蛮公」とは誰か―「南洋」統治のメタファー
「太平洋」に向った手塚マンガ
「ジャングル大帝」への回路

第3章 「野蛮」のエロティシズム
「野蛮」に愛されたアトム
「南」はグロテスクか
エロティシズムの密輸―「萌え」の手塚起源説
「姫」と「鄙」
「お城」のヒロインの起源
「日本」という「西洋」
「悲劇」の器としての「異形」

第4章 「戦後日本」とアメリカ
爆弾の隠喩
デモシーンの中の「非暴力」
手塚マンガと群衆シーン
「群衆」の中の「声」と「顔」
「日本の戦争」の出現
戦争の「狂気」
政治的な「手塚治虫」
脱ディズニー化をめぐって
「戦後」をめぐる寓話
アトムの「鎮魂歌」、手塚の死と「冷戦」の終結

第5章 地図の欲望―「島」と「海」
手塚の世界認識としての「島」
作品における「島」のイメージ
「地図」の欲望
「島々」の中の「海」
死者とのコミュニケーション

第6章 すべては物語のために―手塚が手にした神の視点
「発見」されたイリオモテヤマネコ
なぜ物語を描くのか
パンツをはいたライオン
「神」=「地球的視点」の獲得
「顔」は「物語」る
「島」と「大陸」の表象

無意識と意識の「手塚治虫」―おわりにかえて
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