書 名つげ義春を読め
著 編清水正
協 力
出 版鳥影社
発行日2003年7月30日
発行地東京
定 価4700
たてcm21
よこcm15
【備考】
ISBN4-88629-762-5
【内容】
[目次]
第1章 つげ義春を読む
「チーコ」をスーパー批評する―テキストの解体と再構築
「チーコ」と「別離」―冷徹な視線で描く男と女のドラマ
「通夜」を読む―母胎回帰の秘儀
「夜が掴む」を読む―主人公の深層に潜む<闇>
「外のふくらみ」を読む―不安のかたちと母胎回帰
「窓の手」を読む―不条理マンガの謎
「必殺するめ固め」を読む―<するめ>と<火>と<水>
「ほんやら洞のべんさん」を読む―コマ絵に隠されたべんさんの秘密
「古本と少女」を読む―<可愛い女>の恐ろしさ
「ヨシボーの犯罪」を読む―ヨシボーの<犯罪>と<オイディプス的野望>
「李さん一家」を読む―瞬間の<光景>を永遠かする
「ある一夜」を読む―<コクタレ夢想家>の罪と罰
「不思議な手紙」を読む―<ヨッさん>(善良者)の罪と罰
「蟻地獄」を読む―ヒューマニズムの破綻
「地獄への招待」を読む―悪魔は人の心の中に潜んでいる
「義男の青春」を読む―自分の姿を客観視する眼差しの成果
「下宿の頃」を読む―日常に秘められた夢と現実
「鬼面石」を読む―無念のかたち
「盲刃」を読む―誰が誰を一番深く裏切ったのか
「噂の武士」を読む―一流を装う者(真っ赤なニセ者)のあわれとキビシサ
「日の戯れ」を読む―<ここ>ではない<どこか>へと憧れる夫の裏切り
「リアリズムの宿」を読む―リアリズム(生活の臭い)の極致とその表現
「枯野の宿」を読む―母胎回帰の夢と現実
「西瓜酒」と「不思議な絵」を読む―母胎回帰の夢
「運命」を読む―<運命>と<意志>
「雨の中の慾情」を読む―<妄想>の世界の中で合体した男と女
「西部田村事件」を読む―オイディプス的野望の文脈で解読すれば

第2部 つげ義春を再読する
「海辺の叙景」再読―コマ絵の中に秘められた謎
「ねじ式」再読―<ここ>ではない<どこか>へ
「峠の犬」再読―<ここ>ではない<どこか>へ
「ゲンセンカン主人」再読―<どこ>から<どこ>へ
「初茸がり」再読―母胎回帰への憧れ
「大場電気鍍金工業所」再読―大人と子供の世界
「少年」再読―暗い情念を抱え持った少年
「ある無名作家」再読―なによりも生活が大切
「懐かしいひと」再読―恋愛感情のともなわない肉体関係
「やもり」再読―母の裏切り・性の抱える<闇>
「海へ」再読―一人きりの少女
「紅い花」再読―通りすぎる人と背負う人
「沼」再読―円環するオイディプス劇

第3部 つげ義春・男と女のドラマ
「退屈な部屋」を読みながら
「隣りの女」を読みながら
「夢の散歩」を読みながら
「懐かしいひと」を読みながら
「夏の思いで」を読みながら
「事件」を読みながら
「池袋百店会」を読みながら

第4部 つげ義春・回想と文学
わが青春の一モメント―ドストエフスキーやつげ義春を読んでいた頃
つげ義春のマンガと出井彰の小説「精進ヶ池へ」―つげ的小説の日常と深淵

つげ義春の研究・批評文献目録
原孝夫 / 清水正を読め
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